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フランスの大統領選挙は、先月行われた1回目の投票で過半数を獲得した候補者が出ず、中道の無所属のマクロン候補と極右政党の国民戦線のルペン候補の上位2人による決選投票が7日に行われます。


法律で定められた選挙運動の最終日の5日、マクロン氏の陣営は組織的かつ大規模なハッキングを受けて、Eメールや文書などの内部情報が流出したとする声明を発表しました。


声明によりますと、陣営の複数の幹部のメールボックスから数週間前に情報が盗み取られ、インターネット上などで広まっていることを確認したとしています。そのうえで、「選挙運動に対する明らかな妨害工作だ」と強く非難し、実態の解明に努めるとしています。
ただ、流出した情報の内容や被害の詳細については明らかにしていません。


また、流出した情報としてネット上に出回っているものの、中にはねつ造された文書も混在しているということです。


これについてフランス内務省は、選挙への影響を避けるためコメントできないとしています。


最新の世論調査の支持率では、投票に行くと答えた人のうちマクロン氏が63%、ルペン氏が37%で、マクロン氏が優勢ですが、投票日を目前にして波紋が広がっています。