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自民党の佐藤衆議院議院運営委員長は、けがでリハビリを続ける谷垣前幹事長を中心とするグループに所属していましたが、麻生派山東派との合流に向けて、新たな派閥を結成したいとして、グループを離れました。


そして12日、同様にグループを離れた棚橋前幹事長代理や無派閥の議員など、衆参両院合わせて6人で、みずからを会長とする派閥を結成しました。


このあと、佐藤氏は記者会見し、「麻生派から対等に合併しようと呼びかけられたので、派閥を作るに至った。ほかの議員にも参加してもらえるよう環境を整えたい」と述べました。


そのうえで、佐藤氏は「麻生・副総理兼財務大臣が言うように、今の自民党には、競い合う2つの大きな政策集団が必要だ」と述べ、麻生派山東派との合流の意義を強調しました。


一方で、佐藤氏は「二大政党がダメなら、2つの大きな派閥が必要だというのは谷垣氏の思いでもあり、今回の行動は谷垣氏の意思に沿ったものだ」と述べました。

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#政界再編#二大政党制