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今月27日に99歳となる中曽根元総理大臣は、憲法施行から70年を迎えたのにあわせて、『国民憲法制定への道』と題してみずからの憲法論をまとめた著書を今月下旬に出版することになりました。


この中で、中曽根氏は現行憲法について「GHQ=連合国軍総司令部の最高司令官、マッカーサーの超法規的な力が働いてできたものだったと言わざるをえない。日本の国民の総意に基づく新しい憲法を国民みずからがつくるべきだった」と指摘しています。


そのうえで中曽根氏は、衆参両院で憲法改正に前向きな勢力が改正の発議に必要な3分の2の議席を占めていることを踏まえ、「改憲の環境は整いつつある。政治は、改正のための障害を一つ一つ取り除きながら、勇断を持って進むべきときにきている」と訴えています。


そして、憲法9条については、1項の『戦争放棄』はそのまま残し、『戦力の不保持』を定めた2項を改正し、自衛隊の存在を憲法に位置づけるべきだと提案しています。