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今月7日に行われたフランス大統領選挙で勝利したエマニュエル・マクロン氏は、日本時間の14日午後5時すぎにパリの大統領府に到着し、オランド大統領の出迎えを受けました。マクロン氏はオランド大統領と会談して大統領の権限を引き継ぎ、フランスに大統領制が導入された1848年以降、最年少の39歳の大統領が誕生しました。


マクロン氏は大統領府で就任演説を行ったあと、パリ中心部の凱旋(がいせん)門で行われる式典に参加し、無名戦士の墓に献花することになっています。


マクロン新大統領は、EU=ヨーロッパ連合との関係の強化を訴えたほか、移民の受け入れに寛容な姿勢も示していますが、大統領選挙では、EUや移民に反対する極右政党のルペン氏も支持を伸ばしただけに、選挙を通じて分断が広がった国民の融和をいかに進めるかが大きな課題になります。


就任翌日の15日には、早速ドイツを訪問してメルケル首相と会談することにしていて、EUがイギリスの離脱などで結束が揺らぐ中で、両首脳がどのような姿勢を示すのか注目されています。