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フランスとドイツは、双方の首脳に外相や国防相など交えた合同の閣僚会議を定期的に開いていて、13日、パリの大統領府でマクロン大統領が就任して以来、初めての会議を開きました。


会議では、ヨーロッパ共通の安全保障政策が課題とされる中、初めて両国が共同で新型の戦闘機の開発に乗り出すことで一致し、来年中頃までに具体的な計画をまとめることを決めました。


また、アフリカ西部でイスラム過激派が活動を活発化させる中、両国が協力して、現地で貧困の撲滅や雇用の創出に当たることで、テロ対策を進めるとしています。


記者会見で、マクロン大統領は「新型の戦闘機の共同開発は革命的な取り組みだが、時間をかけ、計画的に実施することで恐れることはない」と述べました。


ドイツのメルケル首相も、「防衛装備などの開発で、独仏が合意したことはヨーロッパを前進させる」とその意義を強調しました。


イギリスがEU=ヨーロッパ連合からの離脱に向けた交渉を進める中、フランスとドイツは幅広い分野での連携を確認することで、ヨーロッパの結束を強めていく姿勢をアピールした形です。