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過激派組織ISは今月、イラク最大の拠点だったモスルをイラク軍などに奪還されたうえ、「首都」と位置づけるシリア北部のラッカでもアメリカなどの支援を受けるクルド人勢力主体の部隊の攻勢を受けています。


NHKが独自に入手したインターネットの交流サイトでのISの支持者らのやり取りでは、今月18日から「市場や地下鉄を爆破せよ」などと、欧米などでテロを実行するよう促すメッセージが数多く投稿されるようになりました。さらに自爆テロに使う爆弾や車の作り方などを映像を交えて紹介し、用意できない場合でも「自分なりの戦いを続けろ」と指示しています。


過激派の動向に詳しいエジプト人の専門家、サマハ・イード氏は「同様の呼びかけがモスル陥落の前後から目立つようになっている。民間人を狙えと指示しているのは、劣勢に立たされているという現実を踏まえたものだ」と述べ、ISがイラクやシリアの戦闘で劣勢に立たされる中、テロを活発化させて存在感を示そうとしていると分析しています。