沖縄県が辺野古移設工事差し止め求め地裁に提訴 #nhk_news https://t.co/Vl6qwhvqnM
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年7月24日
普天間基地の名護市辺野古への移設工事は、ことし4月に海上で事実上の埋め立てとなる護岸工事が始まって、25日で3か月となります。
これについて、移設の阻止を目指す沖縄県は「海域には漁業権が設定されていて、県に海底の岩礁を壊す許可を得る必要があるのに、国は許可を得ず工事を進めようとしている」として、工事の差し止めを求める裁判を24日午後、那覇地方裁判所に起こしました。
また、裁判で決着がつくまでの間、工事を止めるよう求める仮処分も申し立てました。
これに対し、国は「地元の漁協が漁業権を放棄したため、漁業権はすでに消滅していて、許可を得る必要がない」として全面的に争う見通しです。
辺野古への移設計画をめぐっては、去年12月、翁長知事による埋め立て承認の取り消しの違法性が争われた裁判で県の敗訴が確定していますが、国と県の対立は再び法廷に舞台を移すことになりました。