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トランプ大統領は25日、ツイッターに「セッションズ司法長官はヒラリー・クリントンのメールをめぐる犯罪や、情報機関の中で情報を漏らす者に対して極めて弱腰だ」と書き込みました。


トランプ大統領は前日の24日にもツイッターに「苦境に陥っているセッションズ司法長官はなぜヒラリー・クリントンの犯罪やロシアとの関わりを調べないのか」と投稿したほか、先週にはニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、ロシア疑惑をめぐるセッションズ司法長官の対応を批判し、司法長官に任命すべきでなかったと述べるなど、連日、不満を表明しています。


セッションズ司法長官は去年の大統領選挙で上院議員の中で最も早くトランプ氏の支持を表明し、陣営の重鎮として移民や安全保障の政策に関わってきましたが、政権発足後はロシア疑惑の捜査をめぐって大統領との関係悪化が伝えられています。


ワシントン・ポストなど一部メディアは「トランプ大統領が司法長官の更迭を検討している」と伝えるなど更迭説も出始めていて、ロシア疑惑の捜査にも影響を与えかねないだけに注目を集めています。


セッションズ司法長官は去年の大統領選挙で上院議員の中では最も早くトランプ氏への支持を表明し、不法移民対策などに関わってきました。


しかし、サイバー攻撃などを通じて大統領選挙に干渉したとされるロシアの当時の駐米大使と就任前に接触していたことを明らかにしていなかったため、野党・民主党から批判が高まり、ことし3月、トランプ陣営とロシアの関係をめぐる疑惑の捜査には関与しないと表明しました。


これについてトランプ大統領は不満を募らせていて、25日の記者会見でも、「失望している。捜査に関与しないならほかの人を司法長官に選んでいただろう。悪いことだ」と強く批判しました。そして記者団からセッションズ司法長官の進退について尋ねられると「時がたてばわかる」と述べるにとどめ、明言しませんでした。


一部のメディアは「トランプ大統領がセッションズ司法長官の更迭を検討している」と伝えるなど更迭説も出始めていて、司法長官が交代すればロシア疑惑の捜査にも影響を与えかねないだけに関心が集まっています。

アメリカ議会下院の情報委員会は25日、去年の大統領選挙でのトランプ陣営とロシアとの関係をめぐる疑惑について、大統領の娘婿のクシュナー上級顧問に聞き取りを行いました。


聞き取りは非公開で行われましたが、アメリカのメディアによりますとクシュナー氏は前日の議会上院の情報委員会の聞き取りの時と同様、疑惑を否定したものとみられます。


また、議会上院の司法委員会はトランプ大統領選挙対策本部の幹部をつとめたマナフォート氏に対し、召喚状をだし、公聴会での証言を求めたことを明らかにしました。


マナフォート氏は、大統領選挙中の去年6月、クシュナー氏とともにロシア人の弁護士らと面会したことが分かっていて議会は、この場に同席していた大統領の長男、ジュニア氏に対しても調査に応じるよう求めています。


アメリカ議会上院では25日、本会議でオバマ前政権が推進した医療保険制度いわゆるオバマケアを見直す法案の審議に入るための動議が採決されました。


その結果、野党・民主党に加え、与党・共和党内からも2人が反対に回り、賛否が50票ずつで同数となりました。
このため上院議長をかねるペンス副大統領が採決に加わり、賛成票を投じてかろうじて可決され、法案の審議に入ることが決まりました。


トランプ大統領は記者会見で「大きな一歩だ。オバマケアの終わりの始まりだ」と歓迎し、重要な公約の1つに掲げるオバマケアの見直しを実現させるため議会に対して法案を早期に可決するよう求めました。


しかし、法案の内容をめぐって共和党内ではオバマケアの撤廃を求める保守強硬派と無保険者が増えることを懸念する穏健派の間で意見が分かれていて、調整は難航することが予想され、成立するかどうかは、依然として不透明なままです。

アメリカ議会上院で医療保険制度いわゆるオバマケアを見直す法案の審議に入ることが決まったことを受けて、与党・共和党の上院トップ、マコネル院内総務は25日、記者団に対し「長い道のりだが、今週末には終わらせる」と述べ、今週中にも法案の採決を目指す考えを示しました。


一方で、議会の前では野党・民主党の議員などが抗議集会を開き、法案を可決しないよう訴えました。参加した女性の1人はNHKの取材に「生きるためには医療保険が必要だ。トランプ大統領は国民のことを理解していない。国民にとっていい法案とは思えない」と話していました。


トランプ大統領アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、来年2月で任期が切れるFRBの議長人事について「イエレン議長は、確かに再任の可能性がある。私は、低金利が好きだが、彼女は低金利政策を実行する人だった」と述べ、イエレン議長の仕事ぶりを評価したうえで再任も検討していることを明らかにしました。


ただ、ホワイトハウスの国家経済会議のコーン委員長も候補だとしたうえで、名前は挙げなかったものの、ほかにも2、3人の候補がいるとしました。そのうえでトランプ大統領は「決めるのはまだ早い」と述べ、年末までに決定する考えを示しました。


FRBは、イエレン議長のもと、緩やかな金利の引き上げを進めていますが、トランプ大統領の人事しだいで金融政策の方向性に影響が及ぶため、その判断に注目が集まっています。