朝鮮総連に910億円支払い命じる 不良債権回収訴訟 #nhk_news https://t.co/5UvJMuHMVs
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月2日
経営破綻した朝銀信用組合の不良債権を引き継いだ整理回収機構は、朝鮮総連におよそ627億円の融資を返すよう求める裁判を起こし、平成19年に全額の返済を命じる判決が確定しています。
その後、朝鮮総連中央本部の土地や建物の競売などによっておよそ58億円を回収しましたが、残りが未払いのままだとして、整理回収機構は利息に当たる損害金を含め910億円余りの支払いを求める訴えを改めて起こしました。
整理回収機構によりますと、前の裁判の判決から10年がたつと時効によって債権が消滅するおそれがあることから、時効の中断のために裁判を起こしたということです。一方、朝鮮総連は審理に出席せず、具体的な反論をしませんでした。
判決で東京地方裁判所の中尾隆宏裁判長は、訴えのとおり910億円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。判決について朝鮮総連は「お話しすることはありません」としています。一方、整理回収機構は「厳正な債権回収に努める」としています。