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バージニア州シャーロッツビルでは、12日、全米から集まった白人至上主義や極右思想を掲げるグループと、これに抗議する市民グループが激しく衝突し15人がけがをしたほか、市民グループに車が突っ込んで女性1人が死亡、19人がけがをしました。


事件を受けてトランプ大統領は当初「憎悪と偏見、暴力を非難する」と述べましたが、白人至上主義や人種差別を明確に非難しなかったため、各地で抗議デモが行われたほか、医薬品大手メルクのCEOで、黒人のフレージャー氏が大統領の助言役を辞任すると発表するなど反発が広がりました。


これを踏まえトランプ大統領は14日、休暇先からホワイトハウスに戻って改めて声明を発表し「人種差別は悪だ」と述べたほか、白人至上主義についても「アメリカ人として大切にしているすべてのものに反する」として強く批判しました。


トランプ大統領としては、当初の発言をめぐって人種差別への問題意識が十分でないなどという声が与党・共和党からも上がったため、白人至上主義などを明確に非難することで、みずからへの反発を和らげたい考えがあると見られます。