https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


国債の市場では、午後に入って日本国債を買う動きが進みました。国債は価格が上昇すると、利回りは低下する関係にあり、長期金利の代表的な指標である満期までの期間が10年の国債の利回りは、去年11月以来、およそ9か月半ぶりにマイナス0.005%まで低下しました。


31日のニューヨーク市場では、アメリカのトランプ政権の政策運営に対する不透明感や、FRB連邦準備制度理事会による利上げのペースが緩やかになるという見方からアメリカの長期金利が低下し、それに連動する形で日本でも長期金利が低下しました。


長期金利は、金融機関が固定型の住宅ローンの金利などを決める際に参考にする指標の1つとなっています。市場関係者は「日銀が大規模な金融緩和で国債を大量に買い入れている影響で、市場では国債が不足しがちな状況になっている。そうした中、トランプ政権の政策運営に対する懸念や北朝鮮情勢の緊迫化を受けて市場では比較的、安全な資産とされる日本国債を買う動きが進み、このところ長期金利がじりじりと下がってきている」と話しています。

#経済統計#リフレ#アベノミクス