2軍は育成の場ですが掛布氏の望む高卒選手ではなく大卒・社会人の中途半端な選手ばかりドラフト指名されて忸怩たる思いだったでしょう。
— 大沢愛 (@ai_oosawa) 2017年9月9日
次はぜひ1軍監督として存分に活躍できますように。
阪神・掛布2軍監督退任…後任は今岡2軍コーチが有力https://t.co/OBVxbzWgkP
現役時代は本塁打王を3度獲得し、1985年には4番打者として球団史上ただ1度の日本一に導いた。引退後は評論家活動を経て、2013年10月にゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター(DC)として、阪神復帰。金本監督が誕生した15年10月に2軍監督就任を要請され受諾した。「ファンの目が選手を育てる」という信念のもと、キャンプ中だけでなくシーズン中もファンサービスを徹底。2軍本拠地の鳴尾浜には連日、満員のファンが詰めかけた。
卓越した打撃理論を持ち、62歳にして情熱は衰えていなかったが、指導者としての環境には恵まれなかった面もある。2軍監督に就任した昨季、今季とドラフトで獲得した高卒野手はいなかった。自らと同じ高卒でたたき上げの長距離砲を育てたくとも、その素材がいなかった。それでもDC時代から熱血指導した伊藤隼、北條、中谷らを1軍に送り出すなど、チームの変革期に大きな足跡を残した。
◆掛布 雅之(かけふ・まさゆき)1955年5月9日生まれ、千葉市生まれ。62歳。習志野高では2年夏に甲子園出場。73年ドラフト6位で阪神入団。79年に初の本塁打王。85年には日本一の原動力に。86年は死球など故障が続き、88年に現役を引退。現役通算1656安打、349本塁打、1019打点、打率2割9分2厘。本塁打王3回、打点王1回。13年オフにGM付育成&打撃コーディネーターに就任。16年から2軍監督。