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中国国営の新華社通信によりますと、中国共産党は18日、政治局会議を開き、来月18日から開かれる5年に1度の共産党大会で党の最高規則にあたる「党規約」を改正することを確認しました。
改正の内容については「『国政運営の新理念、新思想、新戦略』を十分に体現しなければならない」としています。
この表現は最近、習近平国家主席の指導理念に言及する際に頻繁に使われているものであることから今回の改正では習主席の指導理念が党規約に盛り込まれる見通しとなり、習主席の権威づけが一層進むものと受け止められています。


「党規約」は過去にも改正され、指導者たちの理念や思想が盛り込まれていますが、建国の父と言われる毛沢東や改革開放政策を打ち出した登小平に関しては毛沢東思想」「登小平理論」と名前を冠した形で明記されています。
一方で、江沢民国家主席胡錦涛国家主席については個人名がついていません。


そのため今回の共産党大会では党規約の改正が習主席の名前を冠した形で行われるかどうかが、大幅なメンバー交代が予想される習近平指導部の人事とともに一つの焦点となっています。