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これはスペイン外務省が18日発表しました。
それによりますと、北朝鮮による核実験や弾道ミサイルの発射は国連の安全保障理事会の決議違反で地域の平和と国際社会の安全保障を脅かす行為だとしています。
そのうえで、北朝鮮は自制を求める国際社会対し挑発行為で応じてきたとして、18日、北朝鮮の大使をペルソナ・ノン・グラータ、「好ましからざる人物」として今月30日までに国外退去するよう求めたということです。


スペイン政府は先月、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、駐在する北朝鮮の外交官1人を国外退去処分にし、今後も同じような行為に出れば2国間の関係に深刻な影響を及ぼすと警告していました。


これはクウェート外務省が国営通信を通じて18日発表しました。
それによりますと、クウェート政府は国内に駐在する北朝鮮の外交団について「大使」の駐在を認めず、「臨時代理大使」のレベルに格下げするということです。
クウェート外務省はこの措置の理由について「北朝鮮は国連の安保理決議を無視する行為を繰り返している。外交的な手段による解決に向けた努力を求める」としています。


クウェート北朝鮮が湾岸諸国で唯一大使館を置く国で、出稼ぎ労働者数千人が建設現場で働くなど北朝鮮にとって外貨獲得先の一つですが、先月から北朝鮮の労働者に対するビザの発給を停止するなどの措置をとっています。


アメリカのマティス国防長官は18日、記者団に対し、北朝鮮が北海道の上空を通過する形で発射した弾道ミサイルについて、「太平洋の真ん中を狙っている」としたうえで、「彼らは自分たちが攻撃されるかもしれない一線のようなものを越えずにどこまでやれるか、意図的に挑発している」と述べ、アメリカの軍事行動を引き起こさないよう計算しているという見解を示しました。


一方、マティス長官は「アメリカの同盟国を守るための多くの軍事的な選択肢がある」と述べたうえで、なかには韓国の首都ソウルを重大な危険にさらさずに実行できるものもあるという認識を明らかにしました。


アメリカによる軍事力の行使をめぐっては、北朝鮮の反撃で甚大な被害が予想されることから、現実には難しいという指摘がありますが、マティス長官としては、実行可能な選択肢が存在すると言及することで改めて北朝鮮に警告した形です。


また、マティス長官はアメリカ軍の戦術核を韓国に再配備する可能性について、韓国側と議論したのか問われたのに対し、「われわれは信頼のおける同盟関係にあり、互いにすべての問題を提起しあっている」と述べて、協議したことを事実上、認めましたが、それ以上の詳しい説明は避けました。