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サウジアラビアの隣国バーレーンでは16日から兵器の国際見本市が開かれ、サウジアラビアは、国内の研究機関が独自に開発した無人機を公開しました。


無人機は偵察用で、昼夜を問わず8時間余りの監視飛行が可能だということで、実戦配備に向けてすでに必要な試験を終えたということです。


サウジアラビアは、今月、ロシアやアメリカから相次いで最新鋭のミサイルシステムの導入を決めるなど軍備の増強を進めているほか国内の軍需産業の育成を急いでいて、対立する地域の大国イランがミサイル開発を続けていることを念頭に軍事力の向上を図っていると見られます。


無人機の開発担当者は、「設計から製作まですべてサウジアラビア人の手で成し遂げられた。将来的に国内で、防衛装備品の生産を高めるなど産業化を進めていくうえで、重要な一歩だと考えている」と話していました。