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自動運転車など次世代の車に欠かせないデジタル地図の事業で、世界の大手地図会社2社が、27日、日本企業との提携を相次いで発表しました。


世界の3大地図会社のうち、オランダのトムトムは、27日、国内最大手のゼンリンと自動運転車など次世代の車向けのデジタル地図の開発で提携すると発表しました。
両社は、ゼンリンが持つ日本国内の地図データと、トムトムが手がけるAI=人工知能で交通情報を分析するシステムを組み合わせて、日本市場向けの地図サービスを開発します。


会見で、ゼンリンの藤沢秀幸上席執行役員は「両社の得意分野を生かし、日本市場でのトップの地位を維持したい」と述べました。


一方、世界の3大地図会社のうち、オランダのヒアは、三菱電機と提携して次世代の車で使う地図サービスの事業で提携すると発表しました。
三菱電機は、国内向けの地図サービスは自動車メーカーなどと合弁会社を作って開発を進めていますが、今回のヒアとの提携で、ヨーロッパなどでもサービスを展開する計画です。


会見で、三菱電機の井口功専務執行役は「三菱電機の技術を世界に知ってもらうチャンスになる」と述べました。


もう1つの3大地図会社であるアメリカのIT大手、グーグルは、みずから自動運転車の開発を手がけていて、デジタル地図の市場での国際競争が激しくなっています。

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