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シリアの内戦をめぐって、アサド政権側を支援するロシアとイラン、それに反政府勢力を支援するトルコの3か国は31日、去年12月に合意した停戦の状況について共同声明を出しました。


それによりますと、戦闘は大幅に減っていると現状を評価したうえで、3か国は今月28日からスイスのジュネーブで開かれる和平協議に向けて、停戦をさらに徹底させることを確認しました。


一方で、双方が折り合っていない援助機関などによる救援物資の輸送や政治犯の釈放など、停戦以外の問題については譲歩が見られませんでした。


シリアの内戦をめぐっては、アサド政権が圧倒的な優位に立つ中、後ろ盾となっているロシアが双方の勢力を招いて会議を開くと発表していて、反政府側はNHKの取材に対し、「政権側が主導権を握ろうとする動きだ」と警戒感を示しています。