サウジアラビア 汚職総額11兆円規模 経済影響懸念も #nhk_news https://t.co/DjtPfUThwz
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月9日
サウジアラビアでは王位継承者のムハンマド皇太子の主導で、政財界に強い影響力を持つ多数の王子や閣僚などが汚職の疑いで一斉に逮捕され、関連する資産の凍結も進められています。
サウジアラビアの検察当局は9日、汚職や横領などに使われた資金の総額は少なくとも1000億ドル(日本円で11兆円規模)に上るとの見通しを明らかにしました。
逮捕されたと伝えられている世界有数の投資家のワリード・ビンタラール王子など有力者らの動静は事件後、一切途絶えており、首都リヤドの王宮近くにある高級ホテルに拘束されているものと見られています。検察はいまも201人を対象に捜査を続けており、事件はさらに広がる見通しです。
検察は捜査対象者が関係する企業の活動に影響はないとしていますが、サウジアラビアへの外国からの投資が冷え込むとの指摘も出ており、現地では経済への影響が懸念されています。