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中国の王毅外相はフランスのルドリアン外相と北京で会談したあと、24日夜、共同で記者会見を行いました。
王外相は、北朝鮮がことし9月以来2か月余り、射程の長い弾道ミサイルの発射などを行っていないことについて「朝鮮半島情勢は全体的に安定を保っていて、意外な事態や深刻な事態は起きておらず、安心させるものだ」と述べ、一定の評価をする姿勢を示しました。
そのうえで「当面の急務は朝鮮半島情勢を早期に交渉に持ち込むことで、最低でも安定を保ち、敵対の時期に戻ることを防ぐべきだ」と述べ、関係各国に対話に向けた努力を改めて促しました。


一方、フランスのルドリアン外相が、中国が主張している、北朝鮮が核・ミサイル開発を、アメリカと韓国が合同軍事演習を、それぞれ停止するという提案について、実現可能だと思わないなどと指摘すると、王外相が大勢の記者を前にして「われわれは現実的で実現可能だと思う」と強く反論する一幕も見られました。