https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


労働生産性は1人の従業員が1時間にどのくらいのモノやサービスを生み出したかを示す指標です。


公益財団法人の日本生産性本部OECD経済協力開発機構に加盟する35か国の去年の労働生産性を分析した結果、日本は20位で、G7=主要7か国では最下位でした。


これについて生産性本部は、短い時間で成果を上げる働き方が浸透せず長時間労働になりがちなことや、手間暇をかけた高品質な製品やサービスを比較的安い価格で提供していることなどが要因だと分析しています。


主要7か国ではアメリカが6位、ドイツが8位などとなっていて、1位はIT大手などグローバル企業の誘致に成功したアイルランドでした。


日本生産性本部は「働き方改革や人手不足で生産性の向上が課題となる中、日本の労働生産性は1970年以降、G7で最下位が続いている。AI=人工知能を活用した自動化などによる生産性向上を期待したい」と話しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171220#1513767500

#経済統計#AI

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170830#1504089810

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171220#1513767484
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171219#1513680332

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171215#1513334312
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171022#1508668418


 しかし、だからといってジョブ型社会に問題がないわけではありません。いやむしろ、本当にその労働者がその仕事を「できる」のかどうかは、フォーマル学習で得られた修了証書だけで決まるようなものではないのではないか――という素直な疑問が、欧米でも当然のように提起されてきます。

言うまでもなく、欧米社会でもこういう形で実際のスキルを身につけるのはごく普通のことです。実際に仕事をする上で使っているスキルの大部分は、フォーマル学習に基づく資格よりも、こうしたノンフォーマル・インフォーマル学習で身につけたものだという調査結果もあります。問題は、ジョブ型社会というのは、そうした「資格」なきスキルを素直に認めてくれるような仕組みではないということなのです。日本のようなメンバーシップ型社会であれば、「資格」などといううるさいことはほっておいて、同じ社員同士「あいつはできる」と理解し合っていればいいのですが、ジョブ型社会ではそうはいかないのです。そう、ここにジョブ型社会の最大のアキレス腱(けん)があるのです。

 おそらくここ十数年来の日本で起こった現象は、そういう公的にジョブとスキルできっちりものごとを作るよりもより最適な状況を作り得るメンバーシップ型の仕組みの範囲が縮小し、そこからこぼれ落ちる人々が増加してきているということだろうと思います。
 ですから、メンバーとして中にいる人にとっては依然としていい仕組みですが、そこからこぼれ落ちた人にとっては、公的なクオリフィケーションでも評価してもらえず、仲間としてじっくり評価してもらうこともできず、と踏んだり蹴ったりになってしまいます。「自分は、メンバーとして中に入れてもらって、ちゃんと見てくれたら、どんなにすばらしい人間かわかるはずだ」と思って、門前で一生懸命わーわーわめいていても、誰も認めてくれません。そういうことが起こったのだと思います。


 根本的には、人間はお互いにすべて理解し合うことなどできない生き物です。お互いに理解し合えない人間が理解し合ったふりをして、巨大な組織を作って生きていくためにはどうしたらいいかというところからしかものごとは始まりません。
 ジョブ型システムというのは、かゆいところに手が届かないような、よろい・かぶとに身を固めたような、まことに硬直的な仕組みですが、そうしたもので身を固めなければ生きていくのが大変な人のためには、そうした仕組みを確立したほうがいいという話を申し上げました。・・・

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171220#1513767488
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171028#1509187451