「日韓の行き着く先は墓場」北朝鮮が圧力強化を非難 #nhk_news https://t.co/mzIcGxvMPt
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月25日
これは、北朝鮮が朝鮮労働党傘下の団体、アジア太平洋平和委員会の報道官声明として25日、発表したものです。
この中で北朝鮮は、国連安保理の新たな制裁決議を主導したアメリカ・トランプ政権に対し、「決議を仕立て上げたアメリカこそが不倶戴天(ふぐたいてん)の敵だ」と対決姿勢をあらわにしました。
そのうえで、アメリカと足並みをそろえる日本と韓国を名指しで非難し、「行き着く先は緊張の激化や戦争であり、みずからの墓場だと悟るべきだ」などと反発しました。
さらに、「周辺諸国は、制裁決議に手を挙げれば情勢が安定するという幻想と隣人を犠牲にして実利を得ようという打算を捨てられないなら、後悔だけが待っている」として、決議に賛成した中国やロシアにも強い不満を示し、圧力強化に向けた国際社会の連携を非難しました。
一方、25日付けの党の機関紙、労働新聞は「宇宙開発を誰も干渉できない」と主張する論評を伝えました。
北朝鮮は今月18日にも労働新聞を通じて「宇宙開発の権利」を主張していて、「人工衛星の打ち上げ」と称して事実上の長距離弾道ミサイルを発射することも辞さないとの構えを示しています。