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スペイン北東部のカタルーニャ州では、スペインからの一方的な独立宣言を可決した州議会が中央政府によって強制的に解散させられたことで、今月21日、州議会選挙が行われ、独立支持派が過半数議席を獲得しました。


スペインのラホイ首相は29日、年末の記者会見を行い、新しい州政府の発足に向けて来月17日に州議会を招集する意向を明らかにしました。


そのうえで、「半数だけでなく、すべての市民の支持を得る州政府ができることを期待する」と述べ、新しい州政府が独立を目指すことは認めない姿勢を強調しました。
州議会は開会から原則10日以内に新しい州の首相を選出することになっていて、独立運動を主導したとして州の首相を解任されベルギーに滞在しているプチデモン氏が再び就任することに意欲を示しています。


これについてラホイ首相は会見で、「国外にいながら務めるなどありえない」と反対していて、新しい州の首相の選出には時間がかかることも予想されます。

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