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アメリカのトランプ大統領は6日、ワシントン郊外のキャンプ・デービッド山荘で閣僚らとの会議を開いたあと、記者団からの質問に答えました。


この中で、北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と電話で会談する意思はあるのかという質問に対し、「もちろんある。私は常に対話を信じている」と述べ、その意思はあると答えました。


一方で、「前提条件なしで対話のテーブルに着くのか」と問われると、「そんなことは全く言っていない」と述べるとともに、「われわれの姿勢はとても強固だ」として、対話には北朝鮮の非核化に向けた意思表示が必要で、圧力を最大限に強めて核の放棄を迫る方針は揺るがないと強調しました。


また、韓国と北朝鮮が高位級会談の開催で合意したことについて、トランプ大統領は、「よい結果が出ることを望むし、私もそれをとても見てみたい。物事はそこから動くかもしれず、100%支持する」と述べ、期待を示しました。


そのうえで「オリンピック以外のことも取り上げることを望むし、それを見てみたい」とも述べて、北朝鮮ピョンチャンオリンピックへの参加に向けた調整だけでなく、幅広い議題について協議することを歓迎する姿勢を示しました。