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フランスのマクロン大統領は11日、イタリアの首都ローマでジェンティローニ首相と会談し、EUの改革に向けた両国の協力を深めるため、年内を目標に新たな条約を締結することで合意しました。


記者会見では、マクロン大統領が「ことしはヨーロッパを再構築する1年になる」と述べたほか、ジェンティローニ首相も「ヨーロッパの存在感をさらに高める必要がある」と強調しました。


EUを巡っては、イギリスが離脱を決め、ドイツで新政権の発足が遅れるなど、求心力の低下も予想されていますが、そうしたなかでフランスとイタリアが改革を進めることでEUを主導する姿勢を打ち出した形です。


この前日には、同じローマでEUに加盟する南ヨーロッパ7か国の首脳会議も行われ、加盟国の結束を確認する共同声明が発表されていて、フランスとイタリアが加盟国の結束を高めてEUの存在感を維持していけるか注目されます。