中国共産党 習主席の指導思想を憲法に盛り込む方針 #nhk_news https://t.co/QOlCc4yeJx
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月19日
中国共産党の重要会議、中央委員会総会が19日までの2日間、北京で開かれ、2004年以来となる憲法の改正について審議を行いました。
採択されたコミュニケによりますと、会議では憲法の改正案をまとめ、去年の共産党大会で党の最高規則にあたる党規約に習近平国家主席の名前を冠した形で盛りまれた指導思想を憲法にも盛り込むことで一致したということです。
憲法の改正案は、例年、3月に開かれる全人代=全国人民代表大会で正式に採択される見通しで、習主席の指導思想が党規約に続いて憲法にも盛り込まれることになりました。
憲法に個人名が明記されるのは、建国の父・毛沢東や、改革開放政策を打ち出した※トウ小平に続くもので、習主席の権威づけが一層進むことになります。
また、コミュニケでは、共産党員だけでなく、すべての公務員に対する監視や摘発を強化するため設置される予定の「国家監察委員会」を念頭に、法に基づいて「反腐敗」の組織を設立するべきだとしていて、憲法に関連の規定を明記する方針も決まりました。