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過激派組織ISによる支配や激しい戦闘で大きな被害を受けたイラクの復興について話し合う国際会議は隣国のクウェートで、12日から3日間の日程で開かれています。


13日にはアバディ首相が演説し、「ISとの戦闘は終わったが、イラクの復興という新たな戦いが始まった」と述べ各国の企業に対し、イラクへの投資を通じて、復興のプロセスに参加してほしいと呼びかけました。


そしてイラク政府として汚職対策や透明性の確保など改革をすすめ、投資環境の改善に取り組む考えを強調しました。イラク政府は、復興には日本円で9兆円を超える資金が必要だと試算していますが、援助ばかりに頼れないとして被害を受けた空港の修復や石油関連など157の投資プロジェクトを発表しています。


会議にはアメリカのティラーソン国務長官も出席し、「イラクを再建し経済を改革するためになすべき課題は多い」と述べ、アメリカとして投資環境の改善に向けた取り組みを支援すると強調しました。