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シリアのアサド政権を支持するロシア人を中心とする雇い兵部隊がデリゾール県で先週、米軍と有志連合が拠点とする基地に攻撃を仕掛けて失敗し、200人以上の兵士が死亡した。米当局者1人と事情に詳しいロシア人3人の情報で明らかになった。かつての冷戦で対立した両国にとり、これまでにない数の犠牲者が出たもよう。


  シリアの内戦は今や、イスラム教過激派組織やクルド人部隊、イラン、トルコ、イスラエルを巻き込んだ代理戦争として混迷の度を深めているが、今回の攻撃はロシア軍の司令によるものではなかったもよう。ロシア軍はこの攻撃には一切関与していないと表明。米軍もロシア軍の主張に異議を唱えていない。マティス米国防長官は事態に「困惑している」と述べたが、詳細には言及しなかった。


  米軍報道官を務めるトーマス・ビール大佐は、「一方的な攻撃は未然に防がれた。今回の攻撃のさなか、およびその前後に有志連合側とロシア側との間で定期的な意思疎通が行われていた」との声明を発表。「ロシア側は連合に対し、同地域の連合部隊に対する軍事行動は起こさないと約束した」と続けた。


原題:U.S. Strikes Said to Kill Scores of Russia Fighters in Syria (2)(抜粋)


マクロン大統領は13日、パリ市内で記者団の取材に応じ、内戦が続くシリアで、政府軍が市民に対して化学兵器を使用した疑いが繰り返し指摘されていることに言及しました。


そのうえで、「化学兵器を使用した証拠をつかめば、われわれは、化学兵器が製造された場所を直ちに空爆することになる」と述べ、アサド政権による化学兵器の使用が確認された場合、速やかにシリアへの空爆に踏み切る考えを示しました。


シリアでの化学兵器の使用をめぐっては国連などの調査団が3年前から調査を行ってきました。しかし、去年11月、国連安全保障理事会で、アメリカが調査期間を延長するための決議案を提出したのに対してアサド政権の後ろ盾となっているロシアが拒否権を行使し、調査が難航しています。


今回のマクロン大統領の発言は安保理常任理事国として、アサド政権とロシアの双方を強くけん制する狙いがあるものとみられます。

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