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NTTは柔道などのスポーツの試合を立体的に映し出す最新の技術を19日、公開しました。2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて実用化を目指すとしています。

NTTが公開したのは、スポーツの競技の様子を立体的に映し出す技術です。


4つの方向から撮影されたカメラ映像が、動き回る選手の位置情報とともに光回線で伝送される仕組みで、専用のモニターに実際の10分の1の大きさで映し出されます。


3Dメガネをつけずに、どの方向からでもカラー映像が立体的に見え、柔道や空手などの試合の中継に活用すれば、より臨場感のあるスポーツ観戦ができるようになるとしています。


このほか、複数のドローンを連携させて空中に大きなディスプレイを浮かべる技術や、AIを搭載し雑談にも対応できるロボットの開発も行われていて、いずれも2年後の東京オリンピックパラリンピックまでの実用化を目指しているということです。


立体映像の技術について、NTT研究企画部門の黒川清統括部長は「オリンピック会場にいる限られた人だけでなく、世界中の人が空間をこえて臨場感のある観戦ができ、感動を共有できるようになる」と話していました。