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東京大学先端科学技術研究センター助教佐藤信氏は『けやきヒルズ』(AbemaTV)に出演し見解を述べた

 「最近、国会中継でフリップを出すようなことが増えてきたが、そのデータは政府が示していて、今ではネットで簡単に閲覧することができる。だからこそ問題点を指摘することができ、最近重要視されているデータに基づいて政策を作る“エビデンスに基づく政策形成”ができる」


 では、エビデンスに基づく政策形成はこれまで行われてこなかったのか。佐藤氏は「省庁の中で官僚はデータに基づいて進めようとするが、そのデータが公表されてみんなの前提として議論されるかは別の問題。官僚がエビデンスのある政策をあげたとしても、政治家たちが理解していない、データを無視した状態で議論が行われていれば国民にとっては何の説得力もない」と苦言を呈する。


 一方で、官僚機構にも問題があると指摘。「トップの官僚は、東大の法学部から大量に出てくる。法学部の学生たちは、法律の基礎的な部分はしっかり学び優秀な人たちは多いが、統計やデータをどう扱うかに関しては基礎的な知識が足りない。ただ、それは致し方ないことで、エビデンスのある政策形成にどうコミットしていくのか、大きな枠組みで対応していくのかが課題」と述べた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180218#1518950650
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180215#1518691285ポスト・トゥルースこそがエビデンシャリズムの一種)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150425#1429959409(法実証主義には、それが正義や善といった価値から法を切り離してしまう(「悪法も法である」)ので、悪法に対する批判的態度を失わせる、といった批判がなされ、また法実証主義は戦後、ナチス体制下においてあった悪法への批判の基礎になれなかったとして、自然法学派からの批判にさらされた。)

#ニセ科学

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180219#1519036857

#政界再編#二大政党制