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ナイジェリア北東部のヨベ州では今月19日夜、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムの戦闘員が学校を襲撃し、寄宿している926人の女子生徒の多くが近くの森林などに逃げました。


その後の行方をめぐっては当局者の間で情報が錯そうしていますが、親たちによりますと、今も連絡が取れない女子生徒は105人に上っているということです。


ボコ・ハラムは4年前、北東部のボルノ州にある学校から女子生徒200人以上を誘拐し、軍などによる救出作戦にもかかわらず、現在もおよそ100人の行方がわかっていません。


今月、学校が襲撃された際、ボコ・ハラムの戦闘員がトラックで女子生徒たちを連れ去るのを見たという住民の証言もあり、今回も誘拐されたという見方が広がっています。


ボコ・ハラムの壊滅を掲げて3年前に就任したブハリ大統領は「これは国家的な大惨事であり、起きてしまって残念だ」と述べ、女子生徒たちを無事に家族のもとに戻せるよう部隊や軍用機による捜索を続けるとしています。