米韓FTA 再交渉で大筋合意 貿易不均衡是正の成果強調 #nhk_news https://t.co/5JXXn3gRe4
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月28日
トランプ政権の高官は、2012年3月に韓国との間で発効したFTAについて27日、再交渉の結果、見直すことで大筋合意したことを明らかにしました。
具体的にはアメリカが、自国の安全基準で製造した自動車をメーカーごとに、現在の年間2万5000台から2倍となる5万台まで韓国に輸出できるとしています。
また、アメリカに輸出される韓国製のピックアップトラックの関税撤廃の時期を当初の2021年から2041年へと20年、遅らせるなどとしています。
トランプ政権の高官は「歴史的な瞬間だ。トランプ大統領は選挙期間中の公約を実現することになる」と述べ、貿易不均衡を是正する初めての成果だと強調しました。
トランプ政権は、今回、韓国側から譲歩を引き出した主な要因に、アメリカが鉄鋼製品などに対する異例の輸入制限措置を発表したことがあると見ていて、ほかの国々とも協議していく構えです。
このため、来月の実施で調整している日米首脳会談に向けても、トランプ大統領が貿易の分野でどのような要求を出してくるのかが焦点となっています。