予備校答練では、第1原則だけが問題になる場合でも、「弁論主義とは…第1原則とは…第2原則とは…第3原則とは…」、「弁論主義は間接事実には及ばない。なぜなら…自由心証主義と抵触するからである」などと全部セットで書くと、「よく書けています!Good!」などと評価されるでしょう。
— studyweb5 (@studyweb5) 2018年4月12日
しかし、それは予備校答練だからです。現在の本試験では、それはむしろマイナスになり得るのです。特に民訴は、「問われたことだけに答える。」ことが要求されます。このことは当サイトで繰り返し説明してきました(記事冒頭の(ア))。https://t.co/Y7ZvaIu5MD
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他の科目でも、確立した判例の規範があるところで、その理由付けを延々と書いても、ほとんど評価の対象にはなっていません。民訴に関しては、さらに、マイナスに評価され、不良にされてしまう。この辺りは、特に予備校答練との乖離が大きい所だと思いますので、注意が必要です。
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このことは、刑訴の伝聞証拠でも顕著です。予備校答練では、「伝聞法則の趣旨は知覚、記憶、表現・叙述の各過程に…」を書くと、「Good!」と評価されます。しかし、再現答案等から、最近の本試験ではこの部分に配点はほとんどなく、むしろ要証事実の認定に大きな配点があることがわかっています。
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180411#1523444749
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