仏マクロン大統領 米議会で「国際協調の危機」訴え #nhk_news https://t.co/4cRaGgnAaK
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月25日
国賓としてワシントンを訪れているマクロン大統領は25日、アメリカ議会で上下両院の議員を前に英語で演説しました。
マクロン大統領はまず、18世紀にフランスがアメリカの独立を支援して以来、自由と民主主義の価値を共有してきた両国の特別な関係を強調しました。
そのうえで、環境問題について「地球を破壊し、子どもたちの将来を犠牲にして生きていくことにどんな意味があるのか」と述べ、アメリカが離脱を決めた温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰するよう強く訴えました。
また、アメリカが離脱する構えを見せているイランの核合意について、「われわれの目的は明確だ。将来にわたってイランに核兵器の保有を認めることはない」と述べ、フランスとしてもイランの核開発を阻止すると強調することで、アメリカに合意にとどまるよう改めて求めました。
マクロン大統領の演説は、第2次世界大戦のあと、アメリカとヨーロッパが築いてきた国際協調の枠組みが危機にさらされているという危機感をにじませ、改めてアメリカに理解と協力を求めるものとなりました。
French President @EmmanuelMacron addresses Joint Meeting of Congress – LIVE on C-SPAN, @cspanRadio & online here: https://t.co/QeAiunoIfN pic.twitter.com/CeyfMjhGM1
— CSPAN (@cspan) 2018年4月25日