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中国の習近平国家主席は、28日までの2日間、内陸部の武漢を訪れていたインドのモディ首相と会談しました。


中国外務省によりますと、両首脳は去年、双方の軍が2か月以上、にらみあう事態となった国境地帯をめぐる対立などを踏まえて立場の違う問題を適切に処理するとしたうえで関係の改善を進めることで一致しました。


さらに、習主席は保護主義的な傾向を強め、貿易摩擦の問題で対立するアメリカを念頭に、「両国は、多国間の貿易体制を支持すべきだ」と述べたのに対し、モディ首相は「グローバル化と多国間システムを守ることを支持する」と応じたということです。


中国の国営テレビは、両首脳が湖畔で散策したり湖で船に乗ったりする様子を伝え、リラックスした雰囲気で重要な国際問題について意見を交わしたとしています。


中国とインドは国境地帯をめぐる問題や、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」をめぐって、ぎくしゃくした関係が続いてきましたが、今回の会談では融和ムードを強調しました。