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メルケル首相は6日、連邦議会で、カナダで8日から開かれるG7首脳会議に臨むドイツ政府の立場を説明しました。


この中でメルケル首相は、首脳会議では特にアメリカのトランプ政権が発動した、鉄鋼製品などに高い関税を課す輸入制限措置や、アメリカが離脱したイラン核合意をめぐり、議論を深めたいという考えを示しました。


メルケル首相は「難しい議論になるだろう」としながらも、「これらの問題について日本とも意見が一致している」と述べ、保護主義的な政策を強めるアメリカに対し、日本とも連携して対応していく考えを示しました。


メルケル首相はまた、「日本は重要なG7のパートナーだ」と述べ、首脳会議に合わせて安倍総理大臣と会談する考えを明らかにしました。