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 米海軍に所属する世界最大級の病院船「マーシー」(全長約272メートル)が日本に初めて寄港し、東京都大田区の大井水産物ふ頭で16日、歓迎式典が開かれた。東日本大震災で病院機能がまひした経験から、日本政府は医療拠点として船舶の活用を検討しており、米軍の対処法などを学ぶ狙いがある。


 式典では、インド太平洋地域で人道支援を行う「パシフィック・パートナーシップ」を指揮するデビッド・ブレッツ大佐が「病院船の能力を披露するだけでなく、両国の人道支援、災害支援能力を高める機会になる」と寄港の意義を強調した。


 マーシーは80床の集中治療室(ICU)を含む計1000床の病床があり、手術室を完備。災害時は1000人以上の医療軍人らが乗り込む。