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 −−細川政権が短命に終わった原因は何だと思うか


 「一番の問題は、政治改革という目標が一応片付くと、その後に何をするのかという旗が掲げられなかったことです。政権内でしょっちゅう、ぐちゃぐちゃ互いに足を引っ張るような話をやっていたわけですから。新しい旗が掲げられないような状態では、この政権は終わりだと思いました。それが首相を辞めた理由です。行政改革参院改革、教育改革もやりたいと思っていましたが」

 −−政治改革を通して、本当は日本の政治をどう変えたかったのか

 政権交代がないと政治はよくならないという信念はありました。私は一貫して穏健な多党制を主張し、政権交代可能な二大政党制がいいといったことは一度もないと思います。ここは小沢さんとは違います。だって公明党だって共産党だって(既成政党は)なくなりっこないんだから。今でもドイツのような多党制で、連立政権を作る形が一番望ましいと思ってますね。イタリアのようになっては困るけど」

 −−細川政権で導入した小選挙区制では穏健な多党制は成り立ちにくい

 「残念ながらそうですね。しかし、あのときはしようがなかった。政府原案に与党の社会党も反対して廃案になり、自民党案を丸飲みするしかなかった。だから、早く選挙制度の改革をしてもらいたい。中選挙区制ではなく、政府原案だった「250−250」(小選挙区250、全国区の比例代表250で2票制)になるような法改正をすれば、穏健な多党制になっていく可能性はあると思いますね」

 −−現在の政治状況をどう見ているか


 「ぐちゃぐちゃで何をしているのかよく分からない。安倍(晋三首相)さんは頑張っておられるなとは思うけれど、政治手法がかなり強引ですね。野党がだらしがないから、与党がますます強権的になる。党利党略でなく、もっと国益の観点から真摯な議論をしてほしいですね」

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【平成30年史 政界再編(4)】「密室」は破壊され「劇場」へ 小渕氏後継「森さんでいい」 - 産経ニュース

 「大変なことが起きた。小渕が倒れた」


 すぐさま自民党政調会長亀井静香、党幹事長代理の野中広務と連絡を取り合い、対応を協議することになった。


 同日午後1時すぎに国会近くの旧赤坂プリンスホテルのスイートルームに顔をそろえたのは村上、青木、亀井、野中に、党幹事長の森喜朗。のちに「5人組」と指弾されるメンバーだった。青木の報告を受け、野中が言った。


 「公表のタイミングが大事ですよ」


 村上は即座に事務方に「記者会見まで入院の事実は伏せるように」と命じた。5人の念頭にあったのは元幹事長、加藤紘一の存在だった。加藤はその前年の9月の総裁選で小渕に戦いを挑んだだけに、不穏な動きをさせないように「情報統制」を敷いたのだった。


 その後、入院した小渕の容体が厳しいと分かると、村上が口火を切った。


 「次は森さん、あなたしかいないんじゃないか」


 指名された森は野党時代の総裁、河野洋平を推した。重ねて村上が「森さんでいい」と繰り返すと、森は神妙な表情で「私で良ければ、お役に立たせてもらいます」と応じた。小渕後継が森に決まったのはこのときだった。

 小渕が倒れた原因は脳梗塞だった。持病も持っていたが、自由党党首、小沢一郎らと会談し、自由党との連立解消を決断した直後に体調を崩したことから、心労がたたったとみられている。


 このころ小沢は自民、自由両党を再結集させるべきだと小渕に主張し、この意見に村上は共感していた。一方で、小沢と同じ自民党経世会出身の野中や青木は、小沢ら自由党と組む以前から公明党と水面下で手を握り、「小沢斬り」もやむなしと進言していた。小渕は党内で板挟みになっていた。


 4月1日の自民、自由、公明の3党首会談は物別れに終わり、小渕の「小沢さんと2人だけで」という希望で、約20分間別室で行われたサシの協議も決裂した。席を外した公明党代表神崎武法は「どんなやりとりだったか、翌朝にでも小渕さんにたずねようと思っていた」と悔やむが、その詳細は今も不明だ。


 ただ、村上は「当時私が事前に連絡を取った限りでは、小渕さんは必ずしも自自合流に後ろ向きではなかった。だから小沢にも好感触だと伝えていた」と明かす。


 連立解消の報を聞き自由党本部に駆けつけた村上は、激怒する小沢に「話が違うじゃないか」と怒鳴りつけられたという。村上は今「経世会が分裂したしこりが残っていたんだろうな。だから野中、青木は合流に否定的だったんだよ」と振り返る。

 小渕後継を森と定めた5人組は「密室政治」の象徴として批判され、森内閣は発足直後からつまづいた。

 派閥領袖らの協議で流れが決まっていたリーダー選びが変質するのは小泉純一郎を選出した平成13年4月24日の党総裁選からだ。総裁選のしくみも変わり、派閥の力だけでは通用しなくなった。小泉は「自民党をぶっこわす」とほえ、脱派閥政治を掲げて無党派層を引きつけた。常に話題を作り、世論を味方に政権運営する姿は「劇場型政治」の始まりだ。


参議院選挙制度をめぐって、自民党などは、1票の格差を是正するため定数を6増やすなどとした公職選挙法の改正案を提出しているのに対し、野党側は「国民の理解が得られない」などと反対しています。


これについて、公明党の北側中央幹事会会長は記者会見で、「公明党も、今の選挙区と比例代表を廃止して、全国を11のブロックに分けた『大選挙区制』を導入するという案を持っている。党として対案を出すかどうかも含めて検討していきたい」と述べました。


一方、北側氏は、憲法改正の是非を問う国民投票の投票所を駅の構内などにも設けられるようにするなどとした国民投票法改正案について「会期が延長されたので、何としても成立させたい」と述べ、来週にも賛同する党と共同で国会に提出したいという考えを示しました。

穴見陽一 - Wikipedia


2020年の東京オリンピックパラリンピックを見据え、国会で受動喫煙対策を強化する法案の審議が進む中、ファミリーレストラン大手の「サイゼリヤ」は、来月からショッピングセンターにある全国の275店を全席禁煙とすることを決めました。


全国でおよそ1100店を展開するサイゼリヤは、これまで大部分の店で、客席を禁煙席と喫煙席に分ける、いわゆる「分煙」を行ってきました。


法案の成立を前に、来月21日から全国のショッピングセンターに入っている275店を全席禁煙とすることを決めました。


ショッピングセンターには喫煙スペースがあり、喫煙する場合に利用できることから先行して全席禁煙にするということです。


サイゼリヤでは、これ以外のすべての店でも来年9月1日から全席を禁煙にすることにしています。


サイゼリアの織戸実取締役は「年々喫煙する人の割合は減っていて、禁煙になれば利用したいという声も寄せられている。快適で便利な環境を作るのが使命と考えている」と話しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180530#1527677149