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会談では、「現在の情勢と切迫した国際問題について慎重な意見交換が行われ、両国間の戦略・戦術的な協力をより一層強化していくことが話し合われた」として、朝鮮半島情勢をめぐって両国が連携を密にしていくことが確認されたということです。


また、両首脳の夫人も参加した昼食会については「仲むつまじい家庭的な雰囲気で行われた」と友好ムードを強調し、昼食を終えたキム委員長は、「習主席のこまやかな配慮ですばらしく満足な訪問だ」と感謝の言葉を述べたということです。


トランプ大統領20日、中西部ミネソタ州で開かれた支持者の集会で演説し、今月12日にシンガポールで開催した米朝首脳会談について「信じられないほど成功だった」と強調しました。


そのうえで、「私が大統領になる前は、みな戦争が起きると思った。しかし、私はキム・ジョンウン委員長とよい関係を築いた。われわれは安全だ」と述べ、会談の成果をアピールしました。


さらに、トランプ大統領は、アメリカの主要メディアが北朝鮮に譲歩し過ぎたと報じていると指摘したうえで、自分は会談に応じただけだが、北朝鮮は完全な非核化を約束し、核実験やミサイルの発射実験を中止したなどと訴え、北朝鮮のほうが譲歩していると反論して、アメリカの報道ぶりを批判しました。


また、トランプ大統領は「アジアの各国が、われわれが北朝鮮との間で勝ち取った偉大な成果を祝福している。アメリカだけでなく北朝鮮、韓国、日本、中国、そしてみんなにとってすばらしい成果だ」と述べ、北朝鮮が完全に核を放棄するのかいまだ懐疑的な見方が根強い中、みずからの政策を自画自賛しました。

一方、マティス国防長官は20日国防総省で、記者団から北朝鮮が非核化に向けた行動を何か取ったのかと問われたのに対して、「私は把握していない。まだ、プロセスのほんの始まりだ。詳細な交渉は始まっていない」と述べ、非核化の本格的な米朝交渉はこれからだという認識を示しました。


また、マティス長官は、8月に予定されていた米韓合同軍事演習を中止したことに関連して、今後の演習などの対応について今週の金曜日にボルトン大統領補佐官らと協議するとともに、来週には韓国を訪れて韓国のソン国防相と意見を交わす方針を明らかにしました。