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11日、北朝鮮国営企業の代表など15人がロシア極東のウラジオストクを訪れ、ロシア側の企業の代表などと経済政策について意見を交わしました。


また医薬品や食品などの分野ごとに商談も行われ、北朝鮮の食品企業は、朝鮮にんじんを使ったウォッカなどを紹介しながら、共同生産や輸入の促進を呼びかけていました。


ロシアの地元政府によりますと、北朝鮮はこのところ相次いで経済代表団を派遣しているということで、対話姿勢を鮮明にする北朝鮮と国連の制裁緩和を求めるロシアとの間で経済協力を拡大させる動きが活発化しています。


また両国の商談の様子がNHKなど外国メディアにも公開されるのは異例のことで、ロシアとしては、朝鮮半島情勢をめぐって北朝鮮アメリカや中国との首脳会談が相次ぐ中で存在感をアピールする狙いもあるものとみられます。


リー・シェンロン首相は、シンガポールを訪れている韓国のムン・ジェイン大統領と12日会談し、朝鮮半島情勢などについて意見を交わしました。


会談のあと開かれた共同会見でムン大統領は「ちょうど1か月前、歴史的な米朝首脳会談シンガポールで開かれた。朝鮮半島の平和の時代を開くため、リー首相と国民が尽力してくれたことに韓国国民を代表して感謝する」と述べました。


一方、リー首相は「北朝鮮との対話の促進に向けたムン大統領の尽力を評価する。建設的な対話は朝鮮半島の平和と安定に必要だ」として、対話の重要性を強調しました。


そのうえで、史上初の開催となった米朝首脳会談について、「会談の開催を通じてシンガポールも役割を果たすことができて、うれしく思っている。会談が物事を正しい方向に進ませることを願う」と述べ、会談が朝鮮半島の平和と安定につながることに期待を示しました。