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合同訓練は2日間にわたって行われ、このうち11日は、首都ジャカルタの沖合で、函館海上保安部所属の巡視船「つがる」も参加して行われました。


訓練のもようは報道陣に公開され、インドネシアの巡視船が薬物を密輸しようとした不審船を制圧したあと、海上保安庁の職員がインドネシア側の乗組員に対し、証拠品の押収や、身柄を拘束した容疑者の身元確認のしかたなどについて指導しました。


巡視船「つがる」の鈴木浩久船長は「引き続き可能なかぎり、インドネシア側と共同で訓練を行い、対処能力を高めていきたい」と話していました。


日本は南シナ海などで海洋進出を強める中国を念頭に、日本がアメリカとともに提唱している「自由で開かれたインド太平洋戦略」への協力を各国に呼びかけていて、こうした合同訓練を通じて連携を深め、理解を得たい考えです。