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 昨年7月の九州北部の豪雨で被災し大分県日田市の一部区間で不通が続いたJR久大線が14日、約1年ぶりに全線での運転を再開した。この期間、迂回ルートで運行していた博多(福岡市)と大分県を結ぶ観光列車「ゆふいんの森」が正規経路での運行に切り替わり、JR九州は出発駅の博多駅で同日午前、復旧の完了を記念する式典を開いた。
 沿線の被害が大きかった久大線の全線再開は、復旧のシンボルと位置づけられ、沿線の観光客増加への呼び水にもなりそうだ。
 式典が開かれた博多駅ホームには多くの人々が集まり、福岡県の小川洋知事も出席。JR九州の青柳俊彦社長は「長い間お待たせしたが、川も橋もよみがえった。日本中や世界に(復旧を)アピールしたい」とあいさつ。日田市の日田駅では地元住民らが大勢集まり、旗を振ってゆふいんの森の到着を歓迎。ホームで出迎えた広瀬勝貞大分県知事は「観光シーズンに間に合って良かった」と述べ、沿線地域の活性化に期待を示した。