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このうち、業界2位の「アステラス製薬」は、収益力の改善に向けて国内の事業を再編するのに伴い、本社を含むグループ内の社員を対象に、今年度中に早期退職を募集します。


退職金の割り増しなど、新たな制度を導入し、合わせて600人の削減を計画しているということです。


また「大正製薬」も、勤続10年以上で年齢が40歳以上の社員を対象に、7月から、あらかじめ人数を決めない形で早期退職の募集を始めました。早期退職の募集は、大正元年の創業以来、初めてだということです。


背景には、開発した新薬の特許切れや、国の医療費の抑制に向けた薬価の引き下げなどによって、製薬各社の経営環境が悪化していることがあります。


このため各社は、人員の削減などにより、まずは費用の引き下げを図ることにしていますが、抜本的な事業の立て直しには、収益の拡大につながる新しい薬を開発できるかが課題となります。