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国連は、持続可能な開発目標=SDGs(エスディージーズ)を定め、2030年までに貧困や格差をなくすための努力をすべての加盟国に求めています。


その課題や達成状況などを話し合う会議が13日、国連本部で開かれ、国連で人権問題を担当するギルモア事務次長は、「問題は一部が取り残されていることではなく、はるか後方に押しやられていることだ」と述べて、国によっては、環境破壊や社会的差別で貧困から抜け出せない状況になっていると指摘しました。


また、各国の議論をとりまとめる役割の経済社会理事会のシャタロバ議長も、「社会的保護を受けられずにいる人が2016年の時点で、40億人に達した」と述べて世界の総人口の半数以上が最低レベルの生活環境に置かれていると指摘しました。


SDGsをめぐっては、来週、50近い国が自国の取り組み状況を説明する閣僚級の会合が予定されていて、国連は、国ごとの経験や課題を踏まえ、目標達成に向けた支援や協力を行っていくことにしています。