トルコ シリア反政府勢力拠点を攻撃しないようロシアに要求 #nhk_news https://t.co/2HOWpKvbA8
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月15日
シリアの内戦ではアサド政権の軍が南西部をほぼ制圧し、反政府勢力の残り少ない主要拠点となっている北西部イドリブ県の攻防が、次の焦点となっています。
このイドリブの反政府勢力を支援するトルコのエルドアン大統領は14日、アサド政権の後ろ盾となっているロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。
トルコのアナトリア通信によりますと、エルドアン大統領は、イドリブがロシア側とも非戦闘地域とすることで合意してきたとして、もし攻撃に踏み切れば合意が完全に崩壊すると警告し、プーチン大統領に攻撃をとどまるよう求めたということです。
またエルドアン大統領は、今月30日から予定されている和平協議への影響にも懸念を示したということですが、その一方で内戦でのアサド政権の優位が固まる中、トルコとして、国境を接するシリア国内での影響力を維持しようとする狙いもあるとみられます。