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トルコではおととし7月、軍の一部がクーデターを試みましたが、ひと晩で鎮圧され、市民を含む251人が死亡しました。


事件から2年を迎えた15日、最大都市イスタンブールで追悼集会が開かれ、演説したエルドアン大統領は「国民がクーデターと戦い、勝利したことを誇りに思う」とたたえたうえで、「国を裏切り、逃げている者たちをどこまでも追いかける」と述べました。


エルドアン政権はイスラム教の指導者のギュレン師とその教団がクーデターを企てたと断定し、大規模な取締りを続けてきました。


内外からはテロ対策を口実に政権への批判勢力を締めつけていると非難する声も上がっていますが、エルドアン大統領としては2期目に入ってなお教団を追及していく姿勢を強調した形です。


ただ、ギュレン師自身は事件への関与を一貫して否定し、滞在先のアメリカがトルコへの身柄の引き渡しを拒んでいて、両国の関係が冷え込む要因の1つとなっています。