英語で「日記」は「ダイアリー」ではない? diary と journal の違い - 小さな世界ブログ -2015年 過去ログ
以前からLang8というサービスで日記を書いては、英語ネイティブの皆様に校正と添削をしてもらっております。おかげさまで、だいぶ英文を書くのが苦に成らなくなってきました。
英語では、「人に見てもらうような日記、メモ、その他自分の感想文」のことを総称して
「journal」
と表現するのだそうです。
一方、誰にも見せない前提の、秘密性の高い日記を
「diary」
と一般的に呼ぶことが多いそうです。
The difference between "jorunal" and "diary" | 外国語を学習するならLang-8
ミシェル・ド・モンテーニュの『エセー』(1580年)がこのジャンルの先駆者であり、欧米においては綿密な思索を基にした論文的なスタイルを念頭に置いてこの語を用いることがあるが、日本においては後述する江戸時代後期の日記的随筆のイメージもあって、もうすこし気楽な漫筆・漫文のスタイルを指して用いることがある。
日本語以外の文化圏で日本語の「随筆」に相当する「Essay」の萌芽は古代ローマのキケロ、セネカ、プルタルコスなどの作品に見ることができるが、本格的にこのような文学形態を創始したのはフランスの思想家ミシェル・ド・モンテーニュであるとされる。フランス語で「試み」を意味する著書『エセー』(essai)において、身辺における様々な事物の考察を通し、自己の内面の探求を試みた。