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イスラエル軍は日本時間の24日午後8時半ごろ、シリアの戦闘機がイスラエルの領空に2キロ入った地点まで侵入したとして、迎撃ミサイル、パトリオットミサイルを発射して撃墜したと発表しました。


イスラエル軍によりますと、内戦が続くシリアでは、イスラエルと接するクネイトラ県の周辺で24日朝からアサド政権が反政府勢力に対する激しい軍事作戦を続けていたということで、シリアの戦闘機が何らかの原因で誤ってイスラエルの領空に侵入したのではないかという見方も出ています。


シリアの国営テレビは、戦闘機1機がイスラエルに攻撃を受けたと伝えたうえで、戦闘機は、シリア領内で反政府勢力を攻撃していたとして領空侵犯を否定しました。


イスラエル軍は今月11日にも、シリアから飛来してきた偵察機能を備えたドローンがイスラエル領内に10キロ入った地点まで侵入したとして、パトリオットミサイルで撃墜し、さらに報復としてシリアの軍事施設に対して戦闘機による越境攻撃を行いました。


今のところシリア政府から反応は出ていませんが、両国の間で軍事的な緊張が高まることも予想されます。


アサド政権が支配するシリア南部の都市スウェイダにある市場で25日朝、男が体に巻きつけた爆発物を爆発させました。


また、この爆発と前後してスウェイダ郊外の複数の村で襲撃が相次ぎ、シリア内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、これまでにアサド政権の兵士ら48人が死亡したということです。


シリアの国営メディアは、過激派組織ISによる市民を狙ったテロ攻撃だとしたうえで、テロリストは殺害されたと伝えています。


シリア南部は、今月に入ってアサド政権側がほぼ全域を制圧しましたが、一部の地域ではISやISと連携する勢力が残り、政権側が激しい掃討作戦を続けています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180724#1532429147(ロシアは、シリア情勢をめぐり、これまでイランとともにアサド政権を支持して介入してきましたが、イスラエルの軍事的圧力やアメリカのトランプ政権からの要請を受けて、イスラエル側に譲歩し、イランとの連携の見直しを図っているものとみられます。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180723#1532342742(「ホワイト・ヘルメット」のメンバーとその家族がイスラエルを経由して、ヨルダンに避難)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180722#1532256348(米ロ外相が電話会談)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180717#1531824452トランプ大統領はシリア情勢でアサド政権を支援するイランの影響力の排除を狙い、ロシアに協力を求めたとみられますが、「シリア危機は複雑だ」と述べるにとどめ、イランを巡る双方の立場の違いは埋まらなかったとみられます。またトランプ大統領イスラエルに隣接するシリア南西部でアサド政権側が軍事作戦を進めていることを念頭に「イスラエルの安全保障にも関わる」としてロシアに理解を求めました。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180716#1531738258(トルコ シリア反政府勢力拠点を攻撃しないようロシアに要求)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180708#1531047951(シリア アサド政権側が全域支配へ 避難民に帰還の動き)