シリア ISの自爆テロや襲撃相次ぎ 死者300人余 #nhk_news https://t.co/9VyJqkaqWx
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月26日
アサド政権が支配するシリア南部の都市スウェイダや、その郊外にある複数の村で25日、自爆テロ攻撃や襲撃が相次ぎ、過激派組織ISが犯行を主張する声明を出しました。
アサド政権側は、25日の夜遅くまでに、攻撃を受けた村からISを撃退したということです。
しかし、内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、これまでに、市民135人をはじめ、政権の兵士や地元の民兵、それにISの戦闘員など合わせて302人が死亡したということです。
一夜明けた26日、現地では、今回の襲撃の合同葬儀が行われ、大勢の住民が集まって犠牲者たちを悼みました。
アサド政権は、ISと連携する勢力が残るシリア南部で先週から激しい空爆を繰り返しています。
今回の襲撃を受けて、政権側はさらにISに対する攻勢を強めるものと見られ、市民が巻き込まれる事態が続くことが懸念されます。