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シリアの内戦は、ロシアやイランの支援を受けるアサド政権が圧倒的に優勢な一方で、アメリカの支援を受けるクルド人勢力も国土のおよそ4分の1にあたる北東部の広い範囲を実効支配しています。


クルド人勢力は28日、アサド政権の招待を受け、首都ダマスカスで政権側と協議を行ったことをウェブサイトで明らかにしました。


会合は26日にもたれ、「民主的で分権化したシリア」に向けた工程表を作ることで合意したとしています。


アサド政権は公式な反応を示していませんが、内戦で政権側が優位に立つ中、クルド人勢力と内戦終結に向けた駆け引きが今後、活発化するとみられます。


ただ、クルド人勢力が実効支配する北東部で広範な自治権を求めているのに対し、アサド政権は全土で内戦が始まる前の中央集権型の統治に戻したい考えで、双方の思惑には隔たりがあり、クルド人勢力を支援してきたアメリカの動きなども絡んで協議は難航も予想されます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180728#1532775036
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180727#1532688341