シリア総攻撃めぐりロシア イラン トルコ首脳が対応協議 #nhk_news https://t.co/nJAXpv1pBr
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月6日
シリアの内戦では、優位に立つアサド政権が反政府勢力の最後の主要な拠点の北西部イドリブ県とその周辺を近く総攻撃するとの見方が強まっています。
こうした中、アサド政権の後ろ盾のロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領、それに、反政府勢力を支援するトルコのエルドアン大統領が、日本時間の7日午後、イランの首都テヘランに集まって対応を協議します。
ロシアとイランは「アサド政権にはテロリストを壊滅する権利がある」と主張していて、ロシア軍は今月4日、イドリブ県を空爆しました。これに対し、トルコのエルドアン大統領は総攻撃に反対していて、今回の3か国の首脳会議で打開策を見いだしたいとしています。
総攻撃が行われれば市民を巻き込んで多くの死傷者が出ることが懸念されていて、アメリカなどが強く反対しているほか、国連も戦闘の回避に向けた外交交渉に期待を示していて、協議の行方が注目されます。
アサド政権が国際見本市 内戦で疲弊した経済の活性化図る #nhk_news https://t.co/ad9X9Ju8Xb
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月7日
シリアの首都ダマスカスで6日夜、開幕した国際見本市は毎年、恒例の催しでしたが、内戦のため5年の間、中断され、去年、再開されました。
開会式でシリアのハミス首相は、首都の周辺にあった反政府勢力の地域はすべて制圧したとして、治安の回復に自信を示しました。
そのうえで、焦点になっている反政府勢力の最後の主要な拠点の北西部のイドリブ県について「軍が解放作戦の準備を進めている。イドリブを近く取り戻す」と強調しました。
軍事的に優勢なアサド政権にとっては内戦で疲弊した経済の立て直しが大きな課題で、ことしの国際見本市ではシリアの地元企業のほか、アサド政権を支援するロシアやイランなどの友好国を中心におよそ50の国の企業などが出展しています。
国際見本市は今月15日まで開かれる予定で、アサド政権はこうした大規模なイベントを安全に開催できることを示して、みずからの支配地域の安定ぶりをアピールし、経済の活性化を図ろうとしています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180906#1536233077
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